2017年5月16日火曜日

拡散する、ボードゲームの世界30 ドミニオン DOMINION


「正解するカド」というアニメが現在放送されています。

「異世界から来た無尽蔵のエネルギーを、世界で共有できるのか」

大まかな筋はそんな感じです。社会問題的な内容で、大人がハマりそうなアニメですね。




そして、今回で30投稿目!!

記念すべきゲームは、、


「DOMINION」 ドミニオン



このゲームの登場以降、続々とこのゲームのシステムを使ったゲームが出ています。

まさにボードゲーム界の革命的作品ですね☆


巨匠 ドナルド・X・ヴァッカリーノ の超名作、その世界に酔いしれてください!!!




ドミニオンとは「領土」のことです。


一国の王となり、資金を手に入れ国を富ませ、新たな領土を獲得しましょう!




↑ このマークは「ドイツ年間ゲーム大賞」を受賞した証です。

その1年で最も画期的だったゲームに贈られ、売り上げが爆発的に伸びます(^◇^)


早速開けてみましょう!




ホレッ!!

なんとカードがこんなに入っています!




カードには、ゲームで共通で使用する

銅貨 価値1」「銀貨 価値2」「金貨 価値3」があります。



↑ 勝敗を決める「勝利点」

屋敷 1点」「公領 3点」「属州 6点」「呪い -1点」



↑ゲームの展開を左右する「アクションカード」

アクションカードは様々あり、毎ゲーム10種類のアクションカードと、コインカード、勝利点カードを使います。



慣れていない方やバランスを考える方は説明書にある組み合わせでアクションカードを選んでください!

今回は「最初のゲーム」でプレイしてみます☆



アクションカードは1種類につき10枚ありますので、10枚重ねて山にしておきます。

↑ このように並べておくと遊びやすしです☆



コインと勝利点も並べ、やっとゲーム開始です('ω')ノ


ドミニオンは「デッキ構築ゲーム」と言われており、ゲーム中にデッキが良くなっていきます。

最初は全員、銅貨7枚と屋敷3枚でスタートです。これらをシャッフルして10枚の自分だけの山札を作ります



シャッフルしたら、山札の上から5枚引いて手札とします。



ドミニオンでは、自分のターンにできることが決まってます

・アクションカードの使用

・カードの購入

・手札、使用したカード、購入したカードを全て捨て札にする

↑ 最初はアクションカードはまだ持っていないので、購入から始めます

今、4コイン持っているので、コストが4までのカード1枚を購入できます。



ちなみにコストはカードの左下に書いています。

改築」 効果は、あなたの手札のカード1枚を廃棄する。廃棄したカードよりコストが最大2多いカード1枚を獲得する。

このカードをゲットしました☆



手番が終わったら、このターンに動いた全てのカードを捨て札として山札の近くに置いておきます。
※使用しなかったカードも全て捨て札となります。

そしてまた新たに5枚カードを山札から引き、次の手番の手札とします。



次の手番、手札はこんな感じでした( ・`д・´)

コイン3でコストが3までのカードを購入しましょう☆


「村」 コスト3 効果→ +1 カードを引く +2アクション

手番に行えるアクションカードの使用は、1枚だけです。それを増やすのが「+アクション」と書かれたカードです。

この「村」は、使用するとカードを1枚引き、さらに2枚までアクションカードを使用できるようになります!



手番が終わり、全てのカードを捨てます。山札がゼロになったので、

「全ての捨て札をシャッフルして新たな山札とします」



こうしてデッキを循環させるシステムが、当時画期的でした(*‘ω‘ *)



新たに引いた手札に「改築」と「村」が!


早速コンボを使いましょう!

まずを使い1枚引き、アクションを増やします。そして改築を使い不要なカードを廃棄します。



不要なザコ勝利点カード「屋敷」を廃棄します。廃棄されたカードは、脇に置いておき、以後使用されません。

カードが循環するので、必要なカードを買いつつ、不要なカードを廃棄し、デッキを圧縮していきます☆



改築の効果によってコスト2の「屋敷」を廃棄し、それより2までコストの高いカードを獲得できます。

コスト4の「民兵」を獲得!そして手番が終わり、また全てのカードを捨て札にしていきます。。




これを繰り返し、勝利を目指します!



ゲームが終了する条件は、

・場のカードの山が3種類無くなる

・属州が全て無くなる

のどちらかです。「属州」はコスト8と、とても高いので、銀貨や金貨、アクションカードをバランスよく購入していきましょう!!




カードの動きが速いゲームは説明が難しいですね(-_-;)

でも、このゲームのすごさはまだまだあります!

↑ 拡張版といわれる「続編」がドンドン発売されています。

私は拡張を6つしか持っておりませんが、確か10種類くらい出ていたような。。。


世界中で愛される「 ドミニオン 」!是非体感してみてください!!



今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!

あなたの人生の一助になれることを祈って。。。








2017年5月14日日曜日

拡散する、ボードゲームの世界29 スコットランドヤード


会社の新事業「アイドルグループデビュー」にむけて、昨日オーディションを行いました。

私は審査員として参加させていただき、若く夢を持っている女の子たちを見させていただくことに。

まだまだ粗削りですが、磨けば光る娘もいて、将来が楽しみになりました(^^)/


頑張って夢を掴んでもらわないと!私も頑張りますよ!!




「スコットランドヤード」


5対1の協力型ゲームです☆

スコットランドヤード=ロンドン警視庁となり、怪盗Xを捕まえるべく5人の敏腕刑事が追跡していくゲームです(^◇^)




パッケージも雰囲気のあるデザインで、とても好きです(^^♪

早速開けてみましょう!




ヒョイッ!!


大きめのボードと、スコアボード、移動チップ、コマなど

ボードを使いますが、サイコロは使いません!画期的!!



↑ロンドンの街並みを再現しており、名所や川などがちゃんと描かれています。

目標としましては、24時間(24ターン)以内に怪盗Xを捕まえれば刑事たちの勝ち、逃げ切れば怪盗Xの勝利となります。



また後で記述しますが、このゲームが他のすごろくゲームなどと違うところは、

・怪盗Xの姿が見えない

というところです。形式的にコマはありますが、(上記写真白のコマ)たまーにしか姿を現しません。

刑事たちの推理と勘で追い詰めていくのです!!

ワクワクしますね!☆



それぞれ、移動には「タクシー」「バス」「地下鉄」があります。

現実的な交通手段ですね。怪盗Xには何で動いたかわからない「ブラックムーブ」や、2回連続で動ける「2ムーブ」がありますが、それ以外は全員同じ移動方法です。

もちろん↑このチケットの枚数は限られており、無くなる(24ターンかかる)と刑事たちの負けとなります。



ボードにはそれぞれ数字と、移動できる色があり、タクシーは白、バスは青、地下鉄は赤となっています。

なので、隣に移動したくてもチケットがなければ移動できないんですね☆

地下鉄を使って一気に移動することも可能です。戦略は無限大!

初期の立ち位置はランダムに決められます。

刑事の初期位置は全員把握できますが、怪盗Xはどこにいるかわかりません。

3回動いたタイミングで怪盗Xの場所が初めてわかるのです。

そこからまた姿を消して潜伏する怪盗Xを、推理して追っていくのです!!



↑ 怪盗Xは自分の移動の足跡を、スコアボードにペンで書いていきます。

誰にも見られないように移動するマスの数字を書いたら、チップで隠してください。




↑このように「17」とマスの数字を書き、頭の中で怪盗Xを移動させます。

※怪盗Xは目線などでバレる可能性がありますので、専用の怪盗Xキャップ(めちゃダサい)を装着するか、サングラスなどで目線を隠しましょう!




↑移動したマスを書いたら、移動手段のチップで隠します。

↑ この13ターン目は怪盗Xが出没するターンです。17)のマスに怪盗Xコマを置きましょう。

そしてすぐにコマを取り除き、次のターンからまた潜伏します。


これを繰り返し、逃げ切ることができたら怪盗Xの勝利!!




ちなみに刑事達の移動チップはドンドン減っていきますが、怪盗側はドンドン増えていきます。

(刑事は使ったチップを怪盗に渡す)

怪盗が有利な雰囲気はありますが、結構追い詰められます(;´・ω・)




怪盗Xが追い詰められていくと、自分は悪いことをしていないのにものすごくヒヤヒヤします。

「これが逃亡犯の気持ちかぁ」などと思ってしまいます。安息の地が無い緊張感。

たまりませんね!!



ご家族で遊ぶ時は、刑事の数を減らしたり、怪盗の出現回数を減らしたりと、子どもでも勝てるように調節してください。




どうでしたか?スコットランドヤード


普通のすごろくに飽きたら、是非スコットランドヤードをプレイしてみてください☆




本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!!

また覗いてみてくださいね!!!










2017年5月12日金曜日

拡散する、ボードゲームの世界28 Splendor 宝石の煌き


最近は巷でも沸々とボードゲームがブームになりつつありますが、まだまだマイナーなジャンルです。

恐らく、価格の部分、根暗なイメージなどが流行の妨げになっているのでしょう。。。


めちゃめちゃ面白いんですねどね(´・ω・`)


今日もシンプルなルールながら手に汗握る名作を紹介します!






「宝石の煌き」 Splendor


パッケージも雰囲気良し!

宝石を集め、ポイントを得て、貴族を招待するゲームです☆




↑宝石を鑑定しているのでしょうか?

このおじさんはゲームに全然関係ありません。


早速開けてみましょう!




ヒョイッ!!


宝石、貴族カード、発展カード、以上!!



この宝石チップがまぁ豪華なんです(^◇^)

重量もあり、クオリティがかなり高い仕上がりになっています。



貴族カードは全部で9種類、

発展カードにはレベルがあり、カード下の〇がレベルです。

緑が低く、青が高いです。



まずはこのように、レベル1を一番下にし、その上にレベル2、レベル3と山札を置いていきます。

そして、各山札から4枚カードを場に出しておきます。

貴族カードは人数+1枚、場に出しておきます。

準備完了!!


宝石チップはみんなの手に届くような場所に置いておきます。


ルールは超カンタン!

プレイヤーは、手番に1つだけ行動しなくてはなりません!

行動は以下の4通りです。


・異なる宝石チップを3枚得る

同じ宝石を2枚などは選べません。絶対に別々の宝石を3枚取ってください。



・同じ宝石チップを2枚得る

その宝石チップが場に4枚以上ある場合のみ得ることができます。



・発展カードを確保して、黄金チップを1枚得る

確保できるカードは3枚までです。黄金チップは、好きな宝石チップとして扱えます。黄金チップが場に無い場合、発展カードの確保のみとなります。


・コストを支払い、発展カードを購入する。

カードの左下にコストが書いています。必要な宝石チップを場に戻し、発展カードを購入します。

確保しているカードは、そのプレイヤーしか購入することはできません。



ちなみに、発展カードを購入すると、ボーナスがあります。右上の宝石の分を、新たに購入するカードのコストから減らすことができるんです!




↑このように赤2つ、緑3つを購入していると




このレベル2のカード【コスト 緑5、赤3】も、お安く購入できます☆



赤宝石チップ1つ、緑宝石チップ2つを支払うだけで買えちゃいます(^^)/

しかも、発展カードは永久不滅!無くならないので発展カードを買えば買うほど有利に進めれます!



↑発展カードには、左上に数字が書かれているものがあります。

(レベル2、レベル3のカードは絶対に数字が書かれています)

このポイントを集め、15ポイントを超えたプレイヤーが現れたら、そのラウンドの終了でゲームが終わります!




貴族カードは、貴族カードに書かれたコストの分、発展カードを購入すると訪問してくれます

↑青、赤、緑の発展カードを3枚ずつ集めると、即座に貴族がやってきます!



貴族は3ポイントを有し、行動として扱わなのでかなり有利になります。

貴族カード狙いで発展カードを集めるのも作戦のひとつですね☆





圧倒的にシンプルなこのゲーム、雰囲気もありしっかり遊べます!

大人向けゲームです。中々子どもでは大人に勝てません。


2人から4人まで遊べる傑作ですので、是非チェックしてみてください!



本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!!


また覗いてみてくださいね!!!







2017年5月11日木曜日

拡散する、ボードゲームの世界27 ラブレター



この前、友達に言われました。

「ボードゲーム?子どもの遊びやろ?」と。

遊んだらわかる!遊ぶべきは大人!!大人ならこの面白さがわかる!!

結局そのあと4人で遊び、見事その友達もボードゲームにハマって帰っていきました(^^)/


もっともっと広まっていけばいいのに。。そう思い、本日も書きます!




「ラブレター」


画期的なスタイルのカードゲームです。

日本人ゲームクリエイターであるカナイセイジが作ったロングセラーです。





ラブレターという名前の通り、お姫様にラブレターを届けるため家臣たちに協力してもらうというコンセプト

早速開けてみましょう!




ヒョイッ!!


カード、羽ペンアイコン、レターチップ、のみです!


羽ペンはスタートプレイヤーを決める時に使います。

ヒョイっと上に投げ、筆先が向いた人からゲームスタートです☆

チップは勝利数をカウントするのに使います☆



まず各カードの説明からしますね

カードにはそれぞれ役職、数字、効果、合計枚数が書かれています。


1、兵士 対象のプレイヤーに兵士以外のカード名を1つ宣言する。手札と一致したら脱落する。 

2、道化 対象のプレイヤーの手札を見る。


兵士は5枚、道化は2枚、山札に入っています。


3、騎士 対象のプレイヤーとあなたの手札の強さを密かに比較し、小さい方を脱落させる。

4、僧侶 あなたの次の手番まで、あなたへの効果を無効にする。


騎士、僧侶共に山札に2枚入っています。



5、魔術師 あなた、もしくは対象のプレイヤーは手札を捨て、山札からカードを1枚引く

6、将軍 対象のプレイヤーと手札を交換する。


魔術師は2枚、将軍は1枚、山札に入っています。



7、大臣 手札の強さの合計が12以上である場合、あなたは脱落する。

8、 このカードがあなたの捨て札に置かれた場合、あなたは脱落する。


大臣、姫ともに山札に1枚入っています。


カード説明だけではただのカードゲームに思えますよね?

このゲームの画期的なところは、常に手札は1枚だということです。

まず全員1枚、山札からカードを引きます。


↑最初の手札は「兵士」でした。手番が来ると、1枚山札から引きます。



「道化」を引きました。

この2枚から1枚選び、捨て札にします。そして、捨て札にしたカードの効果を絶対に発動しなければなりません。

どっちにしようかなぁ。。


「道化!きみに決めたッ!!」

道化の効果によって、誰か一人の手札を確認できます(こっそり確認します)


相手も手番を終え、また自分の手番になりました。

次に引いたカードは「騎士」 力比べのカードです。

騎士を使うと手札は兵士のみになりますので、力比べに絶対負けてしまいます。

兵士を使うことにしました


兵士は「相手のカードを当てれた場合、脱落させられる」



「んー。。魔術師!!」




この時、違う場合は「違います」と言って、手札は見せなくてよいです。

ただ、正直に言わなければなりません。姫の愛を勝ち取るために。


↑正解だった場合、手札を公開して脱落します。



これを繰り返し、1人を残して全員脱落するか、山札が全部無くなるとゲーム終了です。

山札が無くなった場合は、脱落していない全プレイヤーの手札を公開し、一番数字の大きいプレイヤーの勝利です。




手番以外は手札が常に1枚という画期的なルール

わずか16枚のカードで白熱する知略戦!

そしてリーズナブルなお値段(^^)/


遊んでほしい一品です☆




今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!!

また覗いてみてください!!!